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学園法人本部|『成徳幼稚園』が 2023 年度グッドデザイン賞を受賞しました。


2023年10月6日
学校法人東京成徳学園(東京都北区:理事長 木内秀樹)は、株式会社三菱地所設計(東京都千代田区:代表取締役社長 谷澤淳一)と共に、2022年1月に竣工した成徳幼稚園において、2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

今回の受賞を通じて、成徳幼稚園がこれまで以上に地域の皆様から愛され、親しまれる幼稚園となること、また学校法人東京成徳学園の認知度がより一層広がることを目指します。

設計・監理:株式会社三菱地所設計
施工:株式会社フジタ

受賞対象のご紹介

 <受賞対象名> 成徳幼稚園
 <受賞企業>  学校法人東京成徳学園、株式会社三菱地所設計
 <事業主体名> 学校法人東京成徳学園
 <分類>    公共の建築・空間
 <受賞番号>  23G151164
 <所在地>   東京都北区豊島8-24-2
【概要】
都内住宅地における「居ながら工事」による幼稚園の建て替え。住宅が近接する地域ではプライバシーの観点から閉鎖的なインターフェースになることがありますが、当敷地の魅力を「時間をかけて形成された地域の生活環境そのものが、教育の貴重な資源」であるととらえ、本計画では、住宅の庭先や路地、僅かな空地などの周辺の生活環境と幼稚園の活動が互いに垣間見え、子どもの教育環境と地域が程よい距離間を保ちつつ、開いた関係性を構築することを目指しました。
保育室は角に柱や壁がない開放的な空間構成とし、視線が通り、子どもが周囲との多様なつながりを感じられる環境としています。園舎と住宅の間に創出した新たな園庭が、緑豊かな地域の景観となり、日照環境の向上にも寄与しています。
【審査員の評価】
住宅地に隣接する幼稚園の建替えにあたり、地域の生活環境と園舎の教育環境の融合に取り組んだプロジェクトである。学園の教育理念「おおらかな情操、愛情豊かな子どもに育てる」を受け、運営及び設計方針を「時間をかけて形成された地域の生活環境そのものが、教育の貴重な資源」と位置づけ、地域社会に開いた関係性を創り上げている。隣人と園児が相互に思いやれる心理的および物理的な距離感とは、子供だけでなく大人の想像力を途絶えさせることのない日々の営みによってこそ成り立つものだ。地域とのつながりを信じた事業者の覚悟に、絶妙な空間操作で応えた設計者の力量を高く評価したい。

・受賞対象紹介ページ(グッドデザイン賞) https://www.g-mark.org/gallery/winners/17305

グッドデザイン賞とは

(公益財団法人日本デザイン振興会HPより引用)

「グッドデザイン賞」は、1957年に旧通商産業省によって設立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を継承する、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。単にものの美しさを競うのではなく、産業の発展とくらしの質を高めるデザインを、身の回りのさまざまな分野から見いだし、広く伝えることを目的としています。世界でも有数の規模と実績を誇るデザイン賞として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加するとともに、よいデザインを社会に広める運動としても多くの人びとから支持されています。

・グッドデザイン賞 GOOD DESIGN AWARDホームページ https://www.g-mark.org
・公益財団法人日本デザイン振興会ホームページ https://www.jidp.or.jp

本件に関する問い合わせ先
学校法人東京成徳学園
法人本部企画調査室 龍野
TEL :03-3911-2411
Mail :kouhou@tokyoseitoku.ac.jp

成徳幼稚園 教頭 梶山
TEL :03-3911-6377